2017年3月

エピゲノムと生命 奥深い遺伝の仕組み

DNAに記録されている情報だけでは決まらない遺伝子発現の仕組みを扱う「エピジェネティクス」の分野を解説した本です。 例えば三毛猫のクローンを作った場合、同じDNA(遺伝子)構造なはずなのに同じ模様にはならない。 つまり毛色を決める遺伝子の発現をコントロールしている仕組みがあるはずで、その機構が解説されています。 あと獲得形質(生物が一生の間に環境の影響によって得た形質)は遺伝しないという前提を覆す […]

もの食う人びと 人間にとって食べるとは

いささか古い本で恐縮ですが、大学生時代に読んで、非常に影響を受けた本です。 この本は、私が食について考えるようになったきっかけの一つであります。 東南アジア、中東、ドイツ、ロシアなど、その当時(90年代半ば)に諸問題があった国を、各国の食を通して伝えるルポルタージュです。 どんなに貧しくても、悲惨な状況でも「食べる」ことは人間にとって必要不可欠な行為。 決してその政治的な状況を伝えるだけのものでは […]